ミサンガミサミサ管理人です。
このページでは、ミンサー柄ミサンガの作り方を紹介します。
できあがりは、五つと四つの絣(かすり)の組み合わせが連続する、沖縄の伝統的な織物「ミンサー織り」の柄になります。
ミンサー織りは、「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く…」という想いが込められて女性から男性に贈られる品だそうです。男性へのプレゼントにオススメですので、ぜひ作ってみてくださいね(*・ω・)ノ
必要な糸の本数と長さ
- 背景 ⇒ 90㎝×8本
- 絣 ⇒ 200㎝×1本
糸の長さは、女性が手首につけることを想定しています。
男性がつける場合、また、足首など太い部分につける場合は、必要に応じて糸を長く用意しておきましょう。
\ 100均で買うよりコスパ良い /
仕上がり寸法の目安
- 全体 ⇒ 約25㎝
- 模様 ⇒ 12㎝
- 端 ⇒ 各6㎝
必ずしも上記の寸法に合わせることはありませんが、あまりミサンガを作ったことがない人は、目安にしていただくとちょうど良い感じにできると思います。
製作時間の目安
- 初めて ⇒ 3~4時間くらい
- 慣れれば ⇒ 2時間くらい
ミサンガ初心者さんが初めてこれを作ろうと思ったら、3~4時間くらいかかるかもしれません。
ただ、何個も作って慣れてくれば2時間ほどで出来るようになります。(わたしがこのくらいなので)
ミンサー柄ミサンガの作り方
CHECK‼
今回作るミサンガはこれです。
1つ1つ手順を確認しながら作っていけば必ず完成しますので、根気よくがんばりましょう(>ω<)ノ
STEP.1
糸を束ねて、端から10cmくらいのところでひと結びします。
STEP.2
画像のように糸を並べます。
一番長い糸は、厚紙などに巻き付けてまとめておくと絡まりにくく、扱いやすくなりますよ。
CHECK‼
最初に、(A)と(B)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(B)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.3
芯糸(A)を、巻き糸(B)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.4
巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.5
もう一度、巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(B)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(C)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(C)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.3-5】と同じです。
STEP.6
芯糸(A)を、巻き糸(C)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.7
巻き糸(C)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.8
もう一度、巻き糸(C)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(C)の位置が入れ替わりました。
STEP.9
同様に、(A)と、(D)(E)(F)(G)(H)(I)をそれぞれ「横巻き結び」で編んでいき、1段目を完成させます。
このとき(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.6-8】と同じです。
NEXT»
続いて2段目です。
最初に、(A)と(I)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(I)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.10
芯糸(A)を、巻き糸(I)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.11
巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.12
もう一度、巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(I)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(H)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(H)が芯糸になります。
STEP.13
芯糸(H)を、巻き糸(A)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.14
巻き糸(A)を、芯糸(H)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.15
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(H)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(H)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(G)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(G)が芯糸になります。編み方は【STEP.13-15】と同じです。
STEP.16
芯糸(G)を、巻き糸(A)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.17
巻き糸(A)を、芯糸(G)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.18
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(G)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(G)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(F)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(F)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.19
芯糸(A)を、巻き糸(F)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.20
巻き糸(F)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.21
もう一度、巻き糸(F)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(F)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(E)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(E)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.19-21】と同じです。
STEP.22
芯糸(A)を、巻き糸(E)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.23
巻き糸(E)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.24
もう一度、巻き糸(E)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(E)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(D)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(D)が芯糸になります。
STEP.25
芯糸(D)を、巻き糸(A)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.26
巻き糸(A)を、芯糸(D)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.27
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(D)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(D)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(C)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(C)が芯糸になります。編み方は【STEP.25-27】と同じです。
STEP.28
芯糸(C)を、巻き糸(A)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.29
巻き糸(A)を、芯糸(C)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.30
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(C)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(C)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(B)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(B)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.31
芯糸(A)を、巻き糸(B)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.32
巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.33
もう一度、巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで2段目ができました。
また、(A)と(B)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
続いて3段目です。
最初に、(A)と(B)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(B)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.34
芯糸(A)を、巻き糸(B)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.35
巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.36
もう一度、巻き糸(B)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(B)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(C)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(C)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.34-36】と同じです。
STEP.37
芯糸(A)を、巻き糸(C)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.38
巻き糸(C)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.39
もう一度、巻き糸(C)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(C)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(D)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(D)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.37-39】と同じです。
STEP.40
芯糸(A)を、巻き糸(D)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.41
巻き糸(D)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.42
もう一度、巻き糸(D)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(D)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(E)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(E)が芯糸になります。
STEP.43
芯糸(E)を、巻き糸(A)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.44
巻き糸(A)を、芯糸(E)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.45
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(E)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(E)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(F)の2本を「縦巻き結び」で編んでいきます。
このとき(A)が巻き糸で、(F)が芯糸になります。編み方は【STEP.43-45】と同じです。
STEP.46
芯糸(F)を、巻き糸(A)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.47
巻き糸(A)を、芯糸(F)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.48
もう一度、巻き糸(A)を、芯糸(F)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(F)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(G)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(G)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.49
芯糸(A)を、巻き糸(G)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.50
巻き糸(G)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.51
もう一度、巻き糸(G)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(G)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(H)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(H)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.49-51】と同じです。
STEP.52
芯糸(A)を、巻き糸(H)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.53
巻き糸(H)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.54
もう一度、巻き糸(H)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(H)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
次に、(A)と(I)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(I)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.52-54】と同じです。
STEP.55
芯糸(A)を、巻き糸(I)の上に「4の字」になるように重ねます。
STEP.56
巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.57
もう一度、巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで3段目ができました。
また、(A)と(I)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
続いて4段目です。
4段目は2段目と全く同じように編んでいきます。
STEP.58
続いて5段目です。
5段目は1段目と全く同じように編んでいきます。
NEXT»
続いて6段目です。
最初に、(A)と(I)の2本を「横巻き結び」で編んでいきます。
このとき(I)が巻き糸で、(A)が芯糸になります。
STEP.59
芯糸(A)を、巻き糸(I)の上に「逆4の字」になるように重ねます。
STEP.60
巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて糸を引きしめます。
STEP.61
もう一度、巻き糸(I)を、芯糸(A)に一周巻きつけて引きしめます。
CHECK‼
これで結び目が1つできました。
また、(A)と(I)の位置が入れ替わりました。
NEXT»
同様に、(A)と、(H)(G)(F)(E)(D)(C)(B)をそれぞれ「横巻き結び」で編んでいき、6段目を完成させます。
このとき(A)が芯糸になります。編み方は【STEP.59-61】と同じです。
STEP.62
続いて7段目です。
7段目は3段目と全く同じように編んでいきます。
STEP.63
続いて8段目です。
8段目は2段目と全く同じように編んでいきます。
STEP.64
続いて9段目です。
9段目は3段目と全く同じように編んでいきます。
STEP.65
続いて10段目です。
10段目は6段目と全く同じように編んでいきます。
これで1模様完成です。これ以降の段は、1段目~10段目を繰り返します。
STEP.66
模様の長さが12cmくらいになるまで編んだら、糸をひと結びします。
STEP.67
さいごに両端を三つ編みし、編み終わったらひと結びして両端を切り揃えます。
COMPLETE‼
これでミンサー柄ミサンガの完成です。
お疲れ様でした(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
ミサンガの付け方
腕や足などへ付けるときに取れなくしたい場合は、本結び(こま結び)をするのがおすすめです。よっぽどのことがなければほどけません。
本結びのやり方がよくわからない人は下のページを参考にしてみてください。
おわりに
以上、ミンサー柄ミサンガの作り方でした。
シンプルなデザインなので、年齢を問わず男性にプレゼントしやすいと思います。慣れてきたらぜひ他の模様にもチャレンジしてみてくださいね。
コメント ※現在、新規コメントは受け付けていません m(_ _)m
コメント一覧 (2件)
1段目の時点で、編んだ列が真っ直ぐにならず曲がってしまうのですが、どうしたらこの写真のように真っ直ぐになるのでしょうか?
やまちゃんさん
コメントありがとうございます♪
たしかに慣れない場合は、編んだときにガタガタしてしまうこともあると思います。
ただそういったときには、指で矯正して無理やり真っ直ぐなるようにすればOKですよ!
(なお、写真はキレイに整えていますのであしからず…)